韓国の大学生の人気就職先ランキング（2016年）

更新日: 2016年9月24日12:30 am カテゴリー： 労働 | 韓国

　学生の採用・就職に関する国際コンサルティング会社ユニバーサム（Universum）は6月、韓国の大学生人気就職先ランキングの2016年版を発表した。ここでは、ビジネス・商学、人文科学・教養・教育、エンジニアリング（工学）・自然科学の４分野を専攻する学生のランキングを取りあげた。

　調査は韓国国内の45の大学の大学院生と学部生を対象に、「最も魅力的な就職先」を質問したもの。昨年10月から今年2月にかけ実施し、1万3145人が回答した。

　上位を見ると、ビジネス・商学、人文科学・教養・教育分野では、グーグル（Google）、ネイバー（NAVER Corporation）、カカオ（Kakao）などのIT企業がランクインしている。特に近年急成長のネイバーとカカオはサービス拡大と国際展開を加速しつつあり、韓国のIT産業を牽引する企業となっている。そのため数年前まで不動の1位だったサムスン・グループ（Samsung Group）を超える人気となっている。

　そのほか、雇用が安定している仁川国際空港公社（Incheon International Airport）や韓国観光公社（Korea Tourism Organization）などの公社の人気も高い。

　一方、エンジニアリング、自然科学分野の首位はやはりサムスン・グループ。以下、ヒュンダイ・グループ（Hyundai Group）、LGグループ（LG Group）、CJグループ（CJ Group）、SKグループ（SK Group）など、財閥系企業が軒並み上位を占めている。

韓国の大学生の人気就職先ランキング（2016年）【文系】

【理系】

　出典：Universum（ユニバーサム）
　※ 11位以下のランキングはUniversumホームページへ。